最近転職したいなーって思うんだよね。
一人暮らしもしたいしオシャレもしたいー
自衛官から転職する前に知っておきたい事
自衛隊は国や国民を守るために活動する組織ですが、その仕事は厳しい規律や訓練、集団生活などによってストレスが多く、体力的にも精神的にも負担が大きいものです。そのため、自衛隊で仕事をしてきてこれ以上は続けられないと感じたり、別の仕事に挑戦したいと思ったりする人も少なくありません。
しかし、自衛隊から転職するということは、一般のサラリーマンやOLと比べて難易度が高いと言わざるを得ません。自衛隊は特殊な職業なので、民間企業で活かせるスキルや経験が少なく、志望動機や自己PRも難しいと感じる人が多いからです。
そこで、この記事では自衛隊から転職する人のために、以下の3つのポイントを解説します。
- 自衛隊から転職するメリット・デメリット
- 自衛隊から転職しやすい職種
- 自衛隊から転職するための支援サービス
この記事を参考にして、自分に合った転職先を見つけてください。
自衛隊から転職するメリット・デメリット
まずは自衛隊から転職することのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
- 過酷な環境から離れられる
- 自由時間が増える
- より長く働けるようになる
- 環境を変えることでモチベーションが上がる
自衛隊から転職する最大のメリットは、過酷な環境から離れられることです。自衛隊では上下関係や生活面での規律が厳しく、常に団体行動を強いられます。訓練も厳しく、ミスをすれば罰せられます。また、災害や紛争などで現場に出動する場合もあります。これらのことは体力的にも精神的にも大きな負担となります。
しかし、民間企業に転職すれば、そうした過酷な環境から離れられます。自分のペースで働けるようになり、プライバシーも確保できます。ストレスも減り、心身の健康も向上します。
また、自衛隊では定年年齢が一般の公務員よりも早く、53～56歳です。そのため、定年後も生計を立てるために再就職や副業をしなければならない場合が多いです。しかし、民間企業に転職すれば、より長く働けるようになります。収入も安定し、老後の生活資金の心配も減ります。
さらに、自衛隊から転職することで、環境を変えることができます。自衛隊では目標や使命感を見失うことがあるかもしれませんが、民間企業では自分の興味や適性に合った仕事を選べます。新しい仕事に挑戦することで、モチベーションややりがいを取り戻すことができます。
デメリット
- 社会的信用度が低くなる
- 民間企業の仕事に適応するのが難しい
- 自衛隊での経験やスキルが活かせない
自衛隊から転職するデメリットは、社会的信用度が低くなることです。自衛官は国家公務員であり、国や国民を守るという高い信頼を得ています。しかし、民間企業に転職すれば、その信頼は失われます。個人の能力や実績によって評価されるようになります。また、ローンなどの金融面でも不利になる可能性があります。
また、自衛隊から民間企業に転職すると、仕事の内容や環境が大きく変わります。自衛隊では命令に従って行動することが基本ですが、民間企業では自分で考えて判断したり、積極的に提案したりすることが求められます。また、上司や同僚とのコミュニケーションも重要です。これらのことに適応するのは難しいかもしれません。
さらに、自衛隊での経験やスキルが民間企業で活かせない場合もあります。自衛隊は特殊な職業なので、一般的なビジネススキルや専門知識はあまり身につきません。また、自衛隊で培った規律や礼儀正しさも、民間企業では必ずしも評価されない場合があります。自衛隊から転職する場合は、新たなスキルや知識を身につける必要があるでしょう。
自衛隊から転職しやすい職種
自衛隊から転職しやすい職種について紹介します。自衛隊から転職する場合は、以下のようなポイントを考えると良いでしょう。
- 自衛隊での経験やスキルが活かせるか
- 自分の興味や適性に合っているか
- 需要や将来性があるか
- 給与は今後生活に支障がないか
これらのポイントを基にして、おすすめの職種を以下に挙げます。
自衛隊から転職しやすい職種には、以下のようなものがあります。
- ドライバー：自衛隊では大型免許を取得できるので自衛隊で培った運転技術を活かせます。
- 建設関係：自衛隊では大型特殊や各種機材の免許を取得できる職種もありますので各種免許を持っているのでしたらおすすめです。
- 医療関係：衛生関係で働いていた場合、資格を活かして転職が可能です。
- 警備員：自衛隊で培った体力を活かして従事できます。
これらの職業は、自衛隊での経験やスキルを活かせるだけでなく、需要や将来性もあります。
自分の興味や適性に合っているかどうかも重要なポイントで自分に合った転職先を見つける為には自己分析を行い、キャリアビジョンを明確にしましょう。
自衛隊から転職することは、決して簡単なことではありませんが、準備や対策をしっかりと行えば、成功させることができます。自分の未来は自分で掴み取りましょう。
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転職する際の手続きは？
自衛隊を転職する際には、依願退職の手続きを行う必要があります。依願退職とは、自分の意思で自衛隊を辞めることを申し出ることです。
依願退職の手続きは以下のようになっています。
- 退職する意志を伝える：まず、退職する意志を直属の上司に伝えなければなりません。曹階級の人であれば、小隊長から中隊長に話を通してもらいましょう。その後、部隊長、師団長と話が通って許可が降りれば退職できます。
- 退職届を提出する：退職の許可が下りたら、退職届を提出します。退職届は所属部隊の事務室で用意されています。退職届には、退職理由や退職日などを記入します。
- 団体保険や年金などの手続きをする：生命保険や傷害保険などはもちろんの事、自動車保険も団体割引で加入している場合は団体割引はいつまで適用かも保険会社に確認しましょう。
- 健康保険と社会保険の移行：自衛隊の健康保険および社会保険からの脱退手続きを行い、民間の健康保険や社会保険に加入する必要がある場合は、その手続きを行います。
- 制服や装備品などの返却をする：最後に、制服や装備品などの返却をします。返却しなければならないものは、所属部隊の事務室で確認できます。返却しない場合は、損害賠償を請求される可能性があります。
以上が自衛隊を転職する際に自衛隊でする手続きです。依願退職は時間がかかることもありますので、早めに準備しておくことが大切です。
