人工フードの栄養素って?
人工フードって1番手間がかからない餌ですよね?
成体になれば毎日の給餌もいらなくなりますし、ベビーの時に比べて少し寂しい時もあります。
そんな時にふと思いました。
そもそも人工フードってどんな栄養素が入っているんだろう?
フトアゴに必要な栄養素って?
人工フードのみで飼育は可能か??
人工フードはフトアゴに必要な栄養素が入っているとよく聞きます。
では必要な栄養素ってなんなんだろう??
たまに人工フードのみでいいとも聞いたりしますが、基本的に雑食性のトカゲの餌なので栄養素に虫も入っている訳だし、野菜と併用しないと肥満になってしまいます。
体重や見た目を確認しながら給餌をしましょう。
RepFeedとブレンドフード比較の前に
皆さんがよく使用している人工フードの比較をしようとする前に栄養素等について記載します。
フトアゴに必要な栄養素とは?
今まではカルシウム添加剤をかけてるのでカルシウムにミネラル、ビタミン、タンパク質が必要なのかなーっとは何となく思っていました。
Googleで「フトアゴ 必要な栄養素」と検索
やはりいつもの見慣れた「カルシウム、ビタミン類、ミネラル」等の単語しか出てきません
旦那は筋トレが好きなので「フトアゴに必要な栄養素って何だと思う?」と聞いてみました
旦那からは「タンパク質とアミノ酸でしょ」と言われました。
↑無視してください。
色々調べていくととても参考になるサイトのコラムを見つけました。
「爬虫類・両生類を代謝性骨疾患にしないための栄養管理」
南が丘動物通信 診療コラムより引用
犬猫の場合は、研究が進んでおり、完全栄養食のフードが市販されていたり、年齢別に必要となる栄養素がバランスよく配合されていたりする。しかし、爬虫類や両生類においては栄養学的な研究はほとんど行われていない。飼育されている個体に与えるエサは、通常、彼らが自然の中で食べているものとは異なっているのだ。複雑な食物連鎖を経た栄養満点のエサを与えられればいいが、それは至難のワザである。通常与えるエサは、種類別の人工フードの他、コオロギやワーム、デュビアやマウス等、飼育者が手に入れやすいエサを主体に与えることになる。
知っておきたいのはこれらの市販のフードだけでは5大栄養素のうちビタミンとミネラルが不足しやすいということである。これらが長期に不足した場合には、代謝性骨疾患にかかるリスクが高くなる。
圧倒的に多いのはビタミン・ミネラルの不足による障害なので、不足の状態が続かないように定期的にサプリメントを与えるように心がけましょう。
要するに犬猫と違い研究がほとんど行われていない為、私が知りたい必要な栄養素等はまだ解明されていないようです。
(もし、解明されていたりしたらすいません…)
正解はない
栄養素を調べた結果、人工フードのみでの生涯飼育はフトアゴはまだ難しそうですね。
ビタミン、ミネラルに特に気を付けながら色んな野菜、人工フード、生餌をあげて健康に育ててあげるのが1番だと思います。
「Premium Rep Feed」と「フトアゴブレンドフード」の比較
それでは比較に入っていきます。
「Premium Rep Feed」と「フトアゴブレンドフード」の商品紹介については下記をご覧ください。
まずは栄養素から。
栄養素 | Premium Rep Feed | フトアゴブレンドフード | 栄養素 |
粗たんぱく質 | 42%以上 | 25.0%以上 | たんぱく質 |
粗脂肪 | 10%以上 | 5.0%以上 | 脂質 |
粗繊維 | 10%以下 | 7.0%以下 | 粗繊維 |
粗灰分 | 12%以下 | 7.5%以下 | 灰分 |
水分 | 10%以下 | 9.0%以下 | 水分 |
1.5%以上 | カルシウム |
栄養素表示方式が違う
比較しようとしたら「粗たんぱく質:たんぱく質」「粗脂肪:脂質」ってそれぞれちょっと違うようなんです。って事でまた調べていきます。
そんな栄養素常識だよって人はとばして下さい。
粗たんぱく質とたんぱく質の違い
純たんぱく質以外にアミノ酸、アミン、核酸、アンモニアなどを含め、定量されたたんぱく質のことを粗たんぱく質と呼ぶことになっています。 一方、純たんぱく質とは、可溶性の物質を除去してたんぱく質を定量して求めます。 以上のように、たんぱく質は、粗たんぱく質と純たんぱく質に分けることができます。
RepFeedは粗たんぱく質、フトアゴブレンドフードは純たんぱく質の認識でいいと思います。
粗脂肪と脂質の違い
簡便な方法として食品から脂質を溶出させて測定する方法が普及しています。このようにして測定したものを「粗脂肪」と呼びます。ただしその際は脂肪だけでなく、植物性ステロールやワックスといった脂質も溶出するので、純粋な脂肪の量とは若干の誤差があります。
この様に栄養素の表記が違うと正確に栄養素がどちらの方がたんぱく質が多いかとは言えませんね。
単純に粗たんぱく質とたんぱく質の違いを知らなければRepFeedの方が栄養多い!ってなりそうでしたね。
コストパフォーマンスの比較
栄養素は何ともいえない形になってしまい申し訳ありません。
ここでは単純に値段と量でコスパについて比較したいと思います。
私がよく通販購入するCharm楽天市場さんで比較してみます。
サイズは両方250gのラインナップがありますので値段だけで比較します。
・ブレンドフード 798円
・Rep Feed 2880円
コスパで見ればフトアゴブレンドフードの圧勝ですね。
まとめ
いかがでしたか?
栄養素は表示方式が違うのでRepFeedがいいとは一概には言えませんが以前紹介した通り
RepFeedは豊富な実験実績をもち、配合飼料やサプリメントに特化した企業です。
値段は大手爬虫類ブランドのGEXのフトアゴブレンドフードもおすすめです。
途中、フトアゴに必要な栄養素についても触れましたがまだ正解はなさそうです。
ですので可愛いフトアゴには体重や体調と相談しながら色んな餌をあげましょう。